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人生最後の日を想像する

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那須町でヨガの魅力をお伝えしているラリュールのMayumiです!

年が明けたばかりなのに、

人生最後の日を想像するなんて…

と思われるかもしれませんね💦

私は幼いころから

「人は何のために生まれてきて何のために生きるのか?」と

答えの出ない問いを持ち続けてきました。

そして、

その答えをずっと探し続けてきたように思います。

今も変わらず答えを探しています。

必ず死ぬのになぜ生きる?

「死」という言葉を使うと

縁起が悪い!とか、病んでる??などと思われそうですが

私的にはネガティブな意味で「死」を捉えてはいないので

よかったら、フラットな感情で読み進めてください(^^)/

【門松や 冥土の旅の一里塚    めでたくもあり めでたくもなし】

頓知(とんち)で有名な一休さんの句だそうです。

年が明けておめでたい!

と思う明るい気持ちに水を差すような

なんとも皮肉っぽいで句ですが

本質をついているなぁ~と考えさせられたのです。

「お正月に飾られる門松は、

まるで冥土へと向かう道に築かれた一里塚のようなもの。

門松を見るたびにあの世へと近づいている」

という意味だそうです。

『冥土の旅=死後の世界に向かっての旅』

生きるということは

1日1日、

死ぬことに向かう旅のようなもの。

1日生きたということは

また1日、

死に近づいたということなのです。

『一里塚=目的地まであと何㌔という道路標識のようなもの』

新しい年を迎えたということは

また1年、

自分が死ぬ年に近づいたということなのです。

『めでたくもあり めでたくもなし』

無事に新年を迎えられたことはおめでたいが

「死」に近づいたことが

そんなにおめでたいことなのか?

という意味の一句です。

本心との出会い

人生最後の日を想像することは

決して悲観的なことではないと思っています。

人は(自分は)必ずこの世を去る身だということを忘れないことが

今を精一杯に生きることにつながり、

いつか死ぬときに後悔が少なくてすむのではないかと思うのです。

この世にやり残したことや思い残すことがあると

なかなか成仏できないものだと聞いたことがあります。

『いつか死ぬ身である』

ということが自分事として心に響いたとき、

人は本当の意味で

自分の人生を生きられるのではないかと思うのです。

【生まれたら必ず死ぬ】

ということは

この世で唯一、絶対と言っていい自然の法則だと思うのです。

人生最後の日に

「どんな気持ちになっていたいか?」

と考えることは

「このままの生き方でいいのか?

今の生き方を続けることが

人生最後の日に後悔しない生き方なのか?」

という自分の本心と向き合うことになり

本心に出会えるチャンスだと思うのです!

命の時間

時間を使うということは、

自分の命を使っているということ。

これを忘れないようにしたいと思います。

8時間働くということは、

8時間分の命を削って仕事をしているということ。

いつか死ぬそのときまで、

なるべくなら

「やりたくないこと」よりも「やりたいこと」に命を使い

「大切な人と一緒に過ごす時間」に命を使いたいと思います。

人生80年だとして

今が40歳の私はあと40回も桜を見られないかもしれない。

地球が太陽の周りをあと40周する間に私の人生は幕を閉じます。

あなたはあと何回桜を見られますか?

このブログを読んでいただいた時間も

あなたの命を使っていただいてます!!

本当にありがとうございますm(__)m♡

今が一番若い

人生はいつからでも再スタートができます。

もうこんな歳だし…

と考えると行動しにくいですが、

今が残りの人生の中で一番若いと思ってください。

行動するなら今でしょ!(笑)

と、自然に思えるのではないでしょうか^^

この世を去る直前に後悔しそうなことはありませんか?

思い浮かべてみてください。

そして、

幸いなことに今はまだそれができる。

『気づいて、自覚する』

ということが

後悔の少ない生き方ができるかどうかの

『差』

になるのかもしれないと思うのです。

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