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心と体は密接に繋がっている。柔軟性について。

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那須町でヨガの魅力をお伝えしているラリュールのMayumiです。

ヨガは体が柔らかい人がやるもの!

と思っていませんか?

私も数年前まではそう思っていました。

体が硬くてもヨガはできます。

とにかくお伝えしたいのは…

体が硬くてもヨガはできます!ということ。

実は私、

小さい頃は前屈しても床に手が届きませんでした。

足を捻挫して病院に行った時には

「足首などの関節も硬いのでケガをしやすいし体が冷えやすいから

柔軟性をつけた方がいい」

とお医者様に指導されたほどでした。

今でも、足を閉じてかかとを床につけたまましゃがむことができません。

こんなに体が硬かった私が今ではヨガを教える立場になれたので、

『体が硬いからヨガができるか心配』という方には

自信を持って“大丈夫です!できますよ!!”とお伝えしています。

体が硬いからこそ変化が分かりやすい。

と言われています。

体が硬いと最初はできないポーズが多いのは確かです。

ですが、だからこそ、

「どうしてできないんだろう?」とか

「どうやったらできるようになるんだろう?」などと考えるわけです。

【自分の体の状態を観察する】ということを自然と、

しかも時間をかけて細かなところまでやっているのです。

ヨガでは客観的に自分を見つめることが大切なのですが、

無意識にそれができているのは体が硬い人に多いのです。

人と比べたら楽しくない。

ヨガを深めるまでの私は、

『人と比べて自分が劣っていると感じる部分を大きく取り上げ深く落ち込み

思い悩む』という非常に生きにくい考え方を持って生きていました。

できないことや苦手なことをできるようになるまでやって、

努力と根性で克服するという方法しか知らなかったので

正直、苦しい生き方をしていたと思います。

ヨガを通して生き方さえも変わった。

そんな私が今では人と比べることもなくなり

今の自分をそのまま受けとめ、

ありのままの自分を受け入れられるようになったのは

ヨガを深めたおかげです。

誰かと比べたり、できる、できないではなく、ただ呼吸とポーズに集中する。

単純なことですが、

自分に意識を向けることから自分を大切にすることがはじまるのだと思います。

自分の内側に意識を向けてただ呼吸とポーズに意識を集中する。

体の硬い人、柔らかい人

初心者から上級者まで、

それぞれが持つ個性や特徴を大事にしていると

人と比べる必要がないのです。

ヨガは生き方そのものです。

体と心は密接に繋がっています。

体が硬かった私が生き方さえも柔軟になったのは、

ヨガを通して体が先に柔軟になったからなのか

心が先に柔軟になったからなのか

両方が同時に柔軟になっていったからなのか。

他の誰かの価値観や評価で生きていくことの苦しさに気付いた時、

自分の軸で自分を大切に扱いながら生きていくという選択もできるのだと

ヨガを通して知って頂けたら幸いです。

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