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∼MEETS YOGA∼ヨガとの出会い㏌CANADA④最終回

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那須町でヨガの魅力をお伝えしているラリュールのMayumiです。

前回のブログでようやくヨガに出会った私。

もうこのタイトルじゃなくてもいいのかも…

なんて思ったりしましたが、最終回なのでこのまま書き続けます。

それではスタートです!

前回の記事はこちらからどうぞ。

↓↓↓

無我夢中。

いつもは無理をしたり頑張りすぎたりしないことをお伝えしている私ですが、

無理しているとも頑張っているとも感じない時があります。

恐らく、それが【無我夢中】の状態なのだと思います。

無我=我が無い

自分が自分がという我という欲がない状態です。

つまりは、

どうなろうとかどうなりたいとか

そこから何が得られるか?といった結果を考えず、

ただ純粋にヨガという行為に夢中になっていたのだと思います。

“ビクラムヨガ”という初心者の私には難易度の高いヨガ。

そのヨガとの出会いが、

その後の私の人生を変えたと言っても過言ではありません。

出来ないからこそ!

幼いころから運動が得意で筋肉量が多めな性質の私には、

ビクラムヨガという初心者には「つらい、きつい」ヨガが合っていたのです。

『簡単に出来てしまうこと』や『最初から出来ること』に関しては、

なぜ出来ないのか?とか、どうしたら早く上達するのか?

などと考えることはしないと思います。

もし、あのヨガスタジオがビクラムヨガ専門のスタジオじゃなかったら?

色々なレッスンを選べるヨガスタジオだったら?

わたしは間違いなく初心者でもできそうなクラスを選んでいたことでしょう。

出来ることに関しては深く考えないので、

ヨガインストラクターにはなっていなかったと思います。

屍になった日。

ビクラムヨガ。

最初は出来ないことが多すぎて、

暑すぎて苦しすぎて、

「一刻も早くこの部屋から出たい!」

ということばかり考えていて全く集中できませんでした。

今は、“周りの人と自分を比べることはしない”

というヨガの教えが身についてきましたが、

当時の私は比べまくりで落ち込んでばかりでした。

明らかに私より年齢が上のご年配の方々が室温&湿度40度以上の部屋で、

涼しい顔で難しいポーズをとっているのです。

そして最後には、「気持よかった~!」と颯爽と帰っていくのです。

私はこのカナダでのビクラムヨガが終わった後に、

颯爽と帰れたことはありません!!!笑笑

レッスン中に何度か行うシャヴァーサナというポーズで、

(マットの上にただ仰向けで寝転がるポーズで小休憩のような感覚)

本当の屍になったのではないかとルームメイトに心配されるほど

微動だにせずただ天井を見つめる姿をさらしていたのです。

まさに肉体だけがそこにある『屍』の状態になっていました。

ちなみに、【シャヴァーサナ】の

“シャヴァ”とはサンスクリット語で“死体・屍”という意味。

そんなにつらかったのになぜ続けたのか?

という疑問の声が聞こえてきそうですが…

同じポーズを練習することのすすめ。

ビクラムヨガは最初から最後までポーズが決められています。

水を飲むタイミングまで決められているほど。

同じポーズを毎日繰り返し練習していると、

昨日の自分と比べることが容易になります。

人と比べるのではなく昨日の自分と比べることで成長できる

のだと思います。

また、より深めていくことが出来るのだと思います。

同じ動きを繰り返し行うことで自分の状態の変化に対してより敏感になれる』

のだと思います。

ふと、イチロー選手を思い出します。

ルーティーンの大切さ。

行動しかない!

難しいことや分からないことや上手くいかないこと、

もしかすると苦手やコンプレックスの中に本来の自分とつながる

ヒントがあるといいます。

はたまた、

幼いころから意外と簡単にできてしまうようなことの中にも

本来の自分とつながるヒントはあるといいます。

要は人それぞれ。

わたしには両方が当てはまりました。

なぜそれが分かったかというと【行動】したからです。

みんな違ってみんないい。

知識や情報として「知っていること」と、

経験や体験から「分かったこと」には天と地ほどの差があると思います。

人間はみんな違うのです。

人が思うことや考えることや感じることが自分と同じである必要はないのです。

同時に同じ体験をしても感じることは人それぞれ。

ヨガでもそう。

持って生まれた骨格や体質の違い、

筋肉量や筋肉のつき方の違い、

柔軟性の違い、

感じ方や考え方の違いなどなど…

数え上げればきりがないほど。

違うものをどう比べられるのでしょうか?

比べられるとしたら自分とだけです。

ヨガを通して生きやすい人生に。

わたしはヨガと出会って生きやすくなりました。

目に見えない常識に捉われ縛られて苦しんでいた頃。

それはそれは生きにくかったのですが、

ヨガとの出会いでわたしは自由になりました。

もし、過去の私のように少しでも生きにくさを感じているなら

ヨガを体験してみてください。

ヨガとの出会いであなたの人生がますます輝きますように。

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