那須町でヨガの魅力をお伝えしているラリュールのMayumiです。
秋分の日の今日。
昼と夜の長さが同じになる日。
ヨガでは陰と陽のバランスが整う日とも言われています。
『調和』ですね。
どちらか極端に偏るのではなく、
自分にとってのバランスが大切ということ。
自律神経を整える意味でも調和・バランスは大切です。
現代人は特に忙しい日々を過ごす方が多く、
自律神経のバランスが乱れがち。
忙しく活発に活動するエネルギー(交感神経)が優位になりすぎて
自律神経のバランスを崩した過去がある私は、
日常生活で無理のないやり方でバランスを整える意識をしています。
ゆっくり動く
ゆっくり動くことを意識すれば自然と呼吸が深くなります。
呼吸が深くなると体や脳にたっぷりと血液を送り込むことができ、
副交感神経という体や心がリラックスする神経の働きが高まります。
ゆっくり動けば血液と共に体の隅々に新鮮な酸素がいきわたり、
自然と疲れにくい体になるのだそうです。
普段から意識的に呼吸を行えればいいけれど、
無意識で行っている呼吸をあえて深めるのはけっこう難しいもの。
だからこそ「ゆっくり動く」ことに意識を向けるのです。
ゆっくり話す、ゆっくり食べるというようなことも意識してみると
無理のないかたちで自然と呼吸を深められるようになると思います。
そして自然なかたちで自律神経のバランスが整っていくのです。
体が壊れていく過程
体が壊れていく過程の1番目は「ストレス」です。
そして2番目は「疲れ」。
ストレスを放っておくと疲れになります。
3番目は「痛み」。
疲れを放置しておくと、コリ・ハリ・痛みになります。
4番目は「病気」。
コリやハリや痛みを放っておくと臓器が故障してしまうのだそう。
これが病気。
そして5番目は「死」。
『臓器の故障』が『臓器の停止』になった時が死。
この順番が体が壊れていく過程だそうです。
ストレスが生まれる原因
ストレスが生まれる原因は、
人間関係が9割・環境の影響が1割とも言われるようです。
私たちはふだん自分のことを中心に考えて生きているようでも
多くの場合、他人やまわりのことに気を取られ
気にし過ぎているのではないでしょうか?
たくさんの情報であふれる日々。
自分でコントロールできないほどの大きな不安にとらわれると
体の免疫機能が落ち、
少しづつ疲れが蓄積し、
時間が経つごとにストレスが積み重なって自分自身を見失い
メンタルを狂わせることにも繋がっていくのだそうです。
そんな時に役に立つのがヨガの教えの一つ
『ものごとをあるがままに観察する力』です。
自分にはどうしようもできないことを見極め、
どうしようもできないのだとあきらめる。
「あきらめる」とは
ものごとを明らかに見極めるというのが本来の意味だそうです。
思いを持たない
悩み・苦しみが多いほどストレスも強くなるようです。
だとしたら、
悩み・苦しみを持たなければストレスが生まれないだろうというのが理屈。
悩み・苦しみをどうしたら持たずにいられるのか?
これについての気付きをくれたのは小林正観先生。
「悩み・苦しみをどうしたら持たずにいられるのか?」
それは、
『思い通りにしたい』という『思いを持たない』ということ。
思い通りにしたいと思っているのに現実がそうならないから
「悩み・苦しみ」になる。
『思い通りにしたい』という思いを持たなければいい。
ということ。
すべてがあなたにちょうどいい
今のあなたに今の夫がちょうどいい
今のあなたに今の妻がちょうどいい
今のあなたに今の子どもがちょうどいい
今のあなたに今の親がちょうどいい
今のあなたに今の兄弟がちょうどいい
今のあなたに今の友人がちょうどいい
今のあなたに今の仕事がちょうどいい
死ぬ日もあなたにちょうどいい
すべてがあなたにちょうどいい
100%幸せな1%の人々 小林正観
新しい世界に一歩踏み出すも良し!
今いる世界を満喫するも良し!
いずれにしても
『思い通りにしたいという思い』から解放され、
『今の自分にすべてのことがちょうどいい』とあるがままを受け入れ、
心が穏やかでいられる時間を増やし、
心と体の免疫力を高めましょう♡