那須町でヨガの魅力をお伝えしているラリュールのMayumiです。
前回ブログを書いてから数か月、
今まで当たり前だと思って過ごしていた日常が一変しました。
先が見えないことで不安も一層大きくなりますよね。
皆さまはいかがお過ごしでしょうか?
私はコロナ関連の悲しいニュースに少なからず影響を受け、
最近まで心が弱り元気じゃなくなっていました。
どうしたら心が元に戻るのか?
どうしたら心が元気を取り戻すのか?
どうやって抜け出したらいいのか分からずモヤモヤしていました。
私と同じように今の現状に悲しみや不安や恐れを感じて
心が元気じゃなくなっているという方も少なくないと思います。
大好きなもの
ふと、昔から読んでいた大好きな本が気になり読みはじめました。
まだ私がヨガに出会う前『生きにくさ』を感じていた頃、
『楽に生きられる方法』を求めて夢中で本を読んでいました。
悩みや苦しみから解放される方法を求めてひたすら読み漁っていたのが、
特にこちらのお二人の本でした。
【小林正観】先生
【ひすいこたろう】さん
※なぜか小林正観さんのことは先生と呼びたくなる…笑
改めて読み返した本にまた救われました~。
ものの見方
すべての物事は、
プラスもマイナスもなく、
ゼロでありニュートラル(中立)である。
幸も不幸も存在しない。
そう思う心があるだけ。
見方を変えればすべてが変わる。
【小林正観先生の言葉】
ものの見方次第で、人生に革命が起きます。
人生を退屈にするか、面白くするかは、
「現実」が決めるのではありません。
「考え方」が決めます。
【ひすいこたろうさんの言葉】
選択の自由
目の前に起きる出来事にはプラスもマイナスもない。
どのように捉えるかは自分で選べる。
まだ何の色もついていないのだとしたら、
あなたはその出来事にどんな色をつけますか?
自分が見ている景色や生きている世界は、
無意識に自分が見たいように物事を捉えることで見えています。
なので、他の人が自分と同じように物事を捉えて
同じ景色を見て同じ世界に住んでいるとは限りません。
他の人も自分と同じ景色が見えていて
同じ世界に住んでいるものだと『勘違い』することで、
正しいとか間違っているとかの争いが起きるのではないでしょうか。
そもそも見えている景色や住んでいる世界が違うということを
お互いに認識しておけば、
争いや差別や偏見などは生まれないのではないでしょうか。
もともと人間は一人一人が違う存在。
考え方も価値観も人それぞれなので、
違いをマイナスに捉える必要はないのかなと思います。
お互いがお互いのことを尊重し合いながら過ごすことで
平穏が保たれるのではないでしょうか。
「あなたはそう思うのね。」
「私はこう思うの。」
「私とあなたの考えは違うようだけれど、
どちらの考えも素敵よね。」
どうしてそう考えたのか聞かせてくれる?うんうん^^♡」
といった具合にね。
はたまた、違いをマイナスだと捉えると・・・
「あなたはそう思うのね。」
「私はこう思うのに!どうしてあなたは私と違うの?
私のように考えるのが普通でしょ?
みんな私と同じ考えなのにどうしてあなたは違うの?
あなたの考えは間違っている!キーッ!!!怒」
となります。(なるかどうかは分かりませんが。笑)
愛されていると気づけるかどうか
もしかすると自分でも気づかないうちに、
そんなつもりはなかったけど言われてみれば…
という感じで文句や悪口を言っていることあったりします。
思い当たるものの一つが『天気』に対する文句や悪口。
文句や悪口って人に対してだけじゃないんですよね!
たとえば雨の日。
「今日は天気が悪いね。雨だからイヤになっちゃうよね」
というような言い方。
雨の立場になってこの言葉を聞いたら、
悲しくなりませんか?
文句や悪口を言われている気分になりませんか?
晴れに対して
「今日は天気が良いね。晴れだからイヤになっちゃうよね」
とは言わないですよね。
晴れの日だけならいいのになぁ。
なんて思うことありませんか?
昔は私もそう思って天気に文句を言っていました。
でも、よく考えてみてください。
晴れの日ばかりで雨が降らなかったらどうでしょう?
私たちが毎日食べているお米や野菜など、
雨が降らなかったら育ちません。
私たち人間も含め動物が吐き出す二酸化炭素を吸い込んで
酸素を吐き出してくれる植物も育ちません。
植物は雨が降らないと育たないですよね。
つまり、雨が降ってくれないと私たちは生きていけないのです。
私たちを生かしてくれている雨に対して気づかないうちに
文句や悪口を言っていたのです。
今までイヤだと思っていた雨も見方を変えればありがたい存在です!
そんな雨に対して文句や悪口を言っても、
それでも雨は私たちを嫌いにならないで降ってくれます。
なんて優しいのでしょう。
小さな幸せにたくさん気づく
小さな幸せにたくさん気づくことで、
いつも自分の心を満たしておくことができるようです。
たとえばきれいに咲いて私たちを喜ばせてくれる花たち。
そこに咲いていてくれるだけで私たちの目を楽しませてくれて、
心を癒してくれる花たちに対するもっと素敵な見方。
そんなものの見方をした方を紹介させていただきます。
「タンポポのように背の低い花は上を向いて咲いてくれている。
人間と背丈が同じひまわりはこっちを向いて咲いてくれている。
高いところに咲いている桜は下を向いて咲いてくれている。
花はいつも人間に向かって咲いてくれている。
天は自分を愛してくれている。
まずはこれに気づくことだよね!」
と言ったのは竹田製菓の創業者で日本一の大投資家だった竹田和平さん。
和平さんは日本一の大投資家でありながら、
いかに稼ぐか?という話題は何ひとつ出てこないそうです。
和平さんから出てくる発想はいつも、
「いかにまわりに与えようか」
「いかに喜んでもらえるか」
そればかりだったそうです。
和平さんは、天が私たちにしてくれていることを
自分も周りの人にしようと考えてたのかもしれませんね。
私たちはみんな天から愛されて生まれてきました。
天から愛されているから生きていられるのです。
『もう十分に愛されていて、たくさんのものを与えてもらっている』
と気づくことができれば、
もっと欲しい、周りから奪おう、自分だけが良ければ、他の人よりも得したい、
という気持ちではなくて、
「いかに与えようか」
「いかに喜んでもらおうか」
という気持ちになれるのではないでしょうか。
自分の機嫌は自分でとる
不安定な心の状態が生み出すイライラや怒りは自分で処理しましょう♡
どのような状況でも自分の心を明るく保つこと、
心穏やかにしておくことが大切なのだと思います。
周りの状況を変えることは出来なくても
自分自身のものの見方や捉え方を変えることで、
世界が変わったように見えてきます。
どんな時でも笑顔を忘れずに思いやりを持って
楽しいことや明るい未来をイメージして、
こうして生きていられることに感謝をしながら
過ごしていきたいものですね♡
どうか皆さまお元気でいてください。