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優しさの秘密

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那須町でヨガの魅力をお伝えしているラリュールのMayumiです!

なにか嫌なことがあったとき

「この苦しみがこの先もずっと続いていくのか…」

と思うと、

心は一層苦しくなります。

先が見えないことで苦しみは大きくなり

終わりがないように思えて苦しみは深くなるのだと思います。

一期一会

一生に一度の出会い。

だからこの出会いを大切にしましょう。

というような意味で使われる言葉ですが、

「苦しみを和らげる」

というとらえ方もできるのではないでしょうか。

『また会う、ずっと一緒にいる』と思うと

嫌なところが見えてきたり

我慢することが増えたりしますが、

『今日が最後かもしれない』

と思えば我慢できることもあるかもしれない。

『今日だけならば』

と優しい言葉もかけられるようになるかもしれない。

一生に一度の出会いと思って

一瞬一瞬を大切にすることで、

苦しみが和らぐこともあるのではないでしょうか。

無常を知る

【諸行無常 是生滅法】

咲いた花もたちまち散り

人は生まれてもやがて死ぬ。

無常はすべてのものの免れぬ運命である。

無常を知ることで

「どんなこともいつまでも続くものではないんだよ」

と心の向きを変えてくれるのではないかと思うのです。

そして、

それまで当たり前だと思っていたものが

決して当たり前ではないということに気づき

不満の心から感謝の心に変わることがあるのです。

「いつまでも続くと思っていたことがいつまでもは続かないのだ」

と心が変わることによって

世界の見え方が変わってくるのではないかと思うのです。

なぜ苦しいのか?

それは、

『幸せだから』

と言えるのではないでしょうか。

幸せを感じて幸せを味わったからこそ

それが失われたと思った時に苦しみに変わるのです。

出会いがあれば別れがある。

出会いの喜びには必ず別れの悲しみが付きまとう。

大切なひと。

大切なペット。

大切な存在。

大切な何か。

感じた幸せが大きいほど

悲しみや苦しみが大きいものなのだと思うのです。

君を一番悲しくさせる人は  君が一番愛している人

という言葉が胸に響きます。

『それだけ深く愛する存在に出会えた』

『それだけ大切なことを経験できた』

ということ自体、

幸せなことなんだなぁと思ったりします。

頑張ろうとしない

つらいときや苦しいとき

悲しいときに、

無理に頑張ろうとしなくてもいいのだと思います。

ときにはお休みしてもいいのだと思います。

悲しいものは悲しい。

つらいものはつらい。

苦しいものは苦しいのです。

いったん休んだら

また自分のペースで歩き出せばいい。

つらいことがあったからこそ

苦しいことを経験したからこそ

少しのことでも幸せを感じられるのだと思います。

傷ついたからこそ

人の痛みが分かり相手の心に寄り添える。

傷ついたからこそ優しくなれるのだと思います。

いつも優しいあの人は

いつも元気なあの人は

いつも笑顔のあの人は

いつも明るいあの人は

もしかしたら、

たくさんのつらい経験をしてきたのかもしれませんね^^

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