Blog

正しさから楽しさへ

  • LINEで送る

那須町でヨガの魅力をお伝えしているラリュールのMayumiです。

明日から3月ですね。

いつも同じことを言っている気がしますが、

時が経つのが早すぎます!!笑

子供の頃は何であんなにゆっくり時が流れていたのでしょうね?

そういえば、

子供の頃に植え付けられた価値観の中で、

「これって本当に本当かな?」

と思うようなことありませんか?

私は結構あるのです・・・(;’∀’)

その一つがこれです↓

迷惑をかけてはいけない

いつの頃からか、

「人に迷惑をかけてはいけません」

という価値観が私の中の常識になっていました。

そして、

その価値観が私を苦しめ続けていたのです。

なぜなら、

私という存在は誰かや何かに迷惑をかけなければ生きていけないから。

「迷惑をかけてはいけないのなら、

この世界には生きていられないのだ」

という結論に至ったからです。

生きていてはいけないのかもしれない・・・

なんて漠然とした不安を抱えていたら、

そりゃぁ苦しいですよね💦

ですが、途中からちょっとおかしいかも?と思いました。

私が生きていられないのなら、

人間はみんな生きていられないのではないか?

とも思ったのです。

だったら、

どうしてこの世界に人間がこんなにも生きているのだろう?

もしかしたら、

「人に迷惑をかけてはいけない」

という教えの方に疑問を持つべきなのだろうか?

と長いこと考え続けていたのです。

そんな時に出会ったのが、

小林正観先生の書籍

【ただしい人から、たのしいひとへ

そして「ありがとうの人になる」】に書いてある一説でした。

人に迷惑をかけずに生きるより、

自分は無力な存在だと思い、

周りに感謝しながら生きるほうが、

楽に生きられます。

ありがとうと言いながら生きていく

人間はたくさんの人、物、動物、植物に

迷惑をかけながら生きているのではないでしょうか。

私たちは生きていくために米や麦を何百万粒、

魚を何千匹、

牛や豚や鳥を何百頭も生涯にわたって食べています。

山道を車で走っているときは、

必死になって食べ物を運んでいるアリたちを

タイヤで踏みつぶしているかもしれません。

腕にとまった蚊をバシッっと叩き殺し、

食卓にいるハエをハエ叩きで殺していたかもしれません。

ただそれを気にとめていなかっただけで、

自分が生きるためにどれほどの生物たちに迷惑をかけていたかわかりません。

「迷惑をかけないで生きる」というのは、

一面では正しい考え方かもしれません。

しかし、もう一歩進んでものを考えると

「人間はほかの生き物に対して迷惑をかけていない」

ということなどあり得ないと気づきます。

『人間は迷惑をかけなければ生きていけない存在である』

と考えるほうが自然なのだと思います。

「迷惑をかけていない」と思うこと、

あるいは「迷惑をかけないで生きる」

と決意するよりも、

「迷惑をかけている存在なのだから、

その自分を支えてくださっている生き物に対して

心から感謝をしながら生きていく」

ということのほうがずっと前向きで楽なのではないでしょうか。

環境を選ぶ

迷惑をかけながらしか生きられない存在だと理解し、

周りのすべてのものたちに感謝をし、

手を合わせて

「ありがとう」と言いながら生きていくことの方が

ずっと楽に生きられるような気がします。

“何が正しいか?”

で選ぶよりも、

“自分の心が穏やかでいられる方”

を選ぶことが大切なのかなぁと思います^^

自分が過ごす環境も同じです。

世間一般には正しいと思われる環境にいて

苦しい思いをしているのなら、

例え周りから理解されなくても

楽しんで心穏やかに過ごせる環境に身を置くことを

選んでみても良いと思います♡

  • LINEで送る